2008 雪と氷の滝めぐり
龍王滝新庄不動滝御船の滝


2008年はお正月から雪。今年は温暖な瀬戸内でも雪が降る日が多い。
1月2日に常清の滝へ行ったときには連れの車を借りたのだが、先日スタッドレスタイヤを買い、やっと自力で雪の滝へ行けるようになった。
まず龍王滝・不動滝へ向かったのはまずそのタイヤ慣らしのためでもある。





龍王滝


一路国道182号線を北へ進む。庄原市東城町を越え神郷町から伯備線沿いに道をとり谷田峠を越えた。
この峠は明智峠や人形峠よりも低くて雪が少なく、県道だから車の通行量も少ないので僕のお気に入りの峠だ。
鳥取県に入り日野町の滝山公園へは程なく到着。
龍王滝はここ滝山神社の御神体でもある。

駐車場は車のとおった後があり積雪は10cmほどでとりあえずは問題ない。
広いところに1台ぽつんと車を停め、早速準備して滝山神社に向かった。
参道は30cm程の雪の深さがあり、長靴でやっと進めるくらい
水量の少ない滝なのでひょっとすると氷結しているのではないかと思ったが、現実はしっかり水が流れていた。







新庄不動の滝 


龍王滝からいったん古い宿場町のある根雨に入り、国道181号線を南下、四十曲峠から岡山県新庄村を目指す。
その途中に宝くじが当たるという噂の金持神社があるが、この日はさすがに参拝者は見当たらなかった。
新庄の「メルヘンの里新庄」という道の駅で休憩してから、今度は県道58号を蒜山方面へ向かう。
この道、以前は狭い曲がりくねった道を延々と走らなければ蒜山まで行けなかったものだが、数年前にトンネルができてからはとても便利になった。(とはいっても通る車の数は少ないが)
その途中を左折し、不動滝へ向かう。
ここまでくると車道はほとんど真っ白の状態となっていた。

最初男滝上の祠から直接男滝に降りて行こうとしたが、歩道がまったく見えない。
やむを得ず女滝から男滝を目指すことにした。
女滝のそばの道路の広い部分に駐車したが、ガードレールあたりには除雪した雪が積もっており、どこから歩いていけばいいか良くわからない。やむを得ずガードレールを乗り越えて進んだが見事に雪にはまって転倒してしまった。
まぁそのくらいは仕方ない。
小さな橋を渡り女滝から男滝へ向かうが、雪の深さは30cm以上ある。歩道がどこにあるのかやはりわからず、地形から見当をつけ、一歩一歩足元を確認しながらの進軍となった。
5分で行けるところがこの日ばかりは30分ほどかかってしまった。

この滝は水量が多いので凍ることは無いだろうと想像していたが、やはり滔々と水が流れていた。
雪の不動滝を見るのは初めてだが、それはとても美しいものだった。







御船の滝


この日は前日大阪泊だったので朝早くから氷瀑で有名な御船の滝へ行くことにした。
現地駐車場到着は8:20。
途中アスファルトが凍結していて滑るところもあったが、なんとか駐車場までくることができた。
とはいっても通常の駐車場とは異なり、冬季は2kmも手前の「井氷鹿の里」というところの駐車場。そこからは通行止めとなっている。
普段なら徒歩10分の滝なのだが、この時期ばかりは川沿いを小一時間歩くことになる。
先客は誰もおらず滝を独り占めできそうなのはいいが、事故だけは無いようにしないと誰も助けてはくれない。

長靴を履いて出発。凍ったアスファルトは滑るので、このときばかりはスパイク付きの長靴があればいいと思った。
途中岩戸の滝があるがこちらはまったく凍っていない。
簡単に撮影して御船の滝へと急いだ。
途中から空は青く晴れ上がり絶好の観瀑日和となった。


岩戸の滝が全く凍ってなかったので、氷瀑の出来具合が心配されたが、前日行ったデジマンさんの情報では60%の氷結とのこと。おそらく一日で解けることは無いだろう。
御船の滝到着は10時前。
実際に到着して御船の滝を見てみると氷結はやはり60%程度。しかし見事な氷瀑を見ることができた。さすがに氷瀑で有名というだけはある。

三脚にカメラを構えてさて撮ろうとしていると何度も何度も木から雪がバサッと落ちてくる。
日が差してきて雪が溶け始めているのだろう。
滝に近づくと小さな氷の塊のようなものも落ちてくる。
カメラとレンズを拭きながらの撮影は思った以上に苦労をした。

30分ほど撮影をしていると、一人のカメラマンがやってきた。
ノーマルタイヤでこられてる団体さんがいて、車が通れなかったためにずいぶん下から歩いてきたとのこと。
どうやら団体さんがくるようだ。
そう思っている矢先に大勢の人たちがお弁当を持って滝にやってきた。
滝の前はにぎやかになり、撮影どころではなくなってきたので11時頃に退散。帰途に着くことにした。




    
 

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