哲多町の金ボタル  コンパクトデジカメでどこまで一眼に迫れるか2


今期最後のホタルの撮影は新見市哲多町天王八幡神社の「金ボタル」。
「金ボタル」は和名ヒメボタルといい、全長7mm前後のとても小さなホタルだ。
ゲンジボタル・ヘイケボタルとともに全国に広く生息しているが、特にここ哲多町天王八幡神社の境内に住む金ボタルは生息域・数において日本一といわれていて県指定天然記念物に登録されている。

これまで見てきたホタルはいずれもゲンジボタルだったのだが、初めてこの金ボタルを見てあまりに違うと感じたので、簡単に特徴を比較してみると

   ゲンジボタル     金ボタル(ヒメボタル)
大きさ(オス) 約14mm 約7mm
生息域 川辺の叢 山中の叢
光の色 淡緑色 淡黄色
光の周期 約2.5秒 約0.6秒
光る長さ 約0.6秒 約0.1秒
光るのは オスメスとも オスメスとも
飛ぶのは ほとんどオスのみ オスのみ

となる。
ゲンジボタルが緑色でス〜〜ッと光るのに対し、金ボタルはキラキラ光るというイメージだ。
まるでイルミネーションをみているようだ。

天王八幡神社を訪れたのは七夕の7月7日(木)と7月12日(火)。
土日は写真撮影禁止となっているので、平日に会社が終ってから急いで行く事になった。
福山からは約1時間半だが、車で狭い道を相当の間走らないといけないので、運転に自信のない人は大変かもしれない。
この神社、山の頂上付近にあるのだが、神社の近くの駐車場に停められるのは10台強といったところ、さすがに天然記念物というだけあり相当な人気で、平日でも少なくとも17時以前に行かないとその駐車場には停められないようだ。その際は山の麓にある駐車場に停めて数百メートル歩いて上ることになるが結構辛い。

実際平日に行ってみると半数以上は写真撮影に来ている人のようで、50〜100本の三脚がどちらの日も立っていたが、使用しているカメラは見る限り全部一眼レフで、コンパクトデジカメで撮影している人は僕しか見あたらず、やや恥ずかしい思いをした。
なぜ土日は写真撮影禁止かというと、写真撮影OKとしてしまうとあまりの三脚の数のために一般の見学者から苦情が出るらしい。

ここは北房ホタル公園と比較するとホタルの保護に対する姿勢は強力で、ホタルの生息地域については飲食・喫煙は禁止。懐中電灯の使用禁止・携帯電話の明かりも禁止・撮影時のフラッシュ禁止・虫除けスプレーの使用禁止となっている。
僕はデジカメの電源のLEDやEFVの明かりまでも注意されたので、管理者の方にガムテープをお借りしてLEDの上に張り、明かりが漏れないようにしてから撮影をさせていただくことになった。
次回行くときには予めガムテープ等を準備しておかないといけないかもしれない。


天王八幡神社
 

今回この両サイドで
撮影をした

駐車場にあった
案内板



撮影の方はゲンジボタルの時と比べると光が弱いのでそのぶん数を多目に撮影して重ねる枚数を増やすことにした。
実際に撮って確認してみると周りが特に暗いためにノイズの量も非常に多く、前回の北房のようにコントラストの調整だけでノイズを除去しようとしても取りきれず背景が汚れてしまう。やむを得ないので一枚一枚手動で不要部分を黒で塗りつぶしていくことにした。
結局写真を撮った時間の数倍画像処理に時間を費やすことになった。

そしてその成果が下の写真。
前回の北房でのゲンジボタルと見比べて頂ければ幸いである。

7月7日
坂道を登ってすぐ右側から撮影
CANON PowerShot S1IS
15秒、F2.8、ISO400、21枚(5分15秒相当)
7月12日
坂道を登ってすぐ左側から撮影
CANON PowerShot S1IS
15秒、F2.8、ISO400、38枚(9分30秒相当)
test


来年も是非訪れてみたいと思う。



    
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