ラーメン現地調査 

 (新店)                                場所:福山市東深津町一丁目12−20


「匠」が移転したというのは聞いていたが、なかなか行くことができなかったのだが、
この日はちょっとあっさりしたラーメンが欲しい気分だったので塩ラーメンを食べに「匠」の新店を目指した。
ここの塩ラーメンはあっさりと美味しかったという記憶があったからだ。

場所は以前の店から北にまっすぐ行ったところの左側の洋風の建物。
ラーメン屋と思って通ってるとつい見過ごしてしまうので注意が必要。

着いたのが昼の11:20。
開店時間が11:30ということだったので時間をつぶして再度11:30によってみたのだがまだあいていない。
「もしかして今日はおやすみなのかな・・・・他のラーメン屋に行こうか」と考えてたところで店が開いた。
たった5分くらいの間だけど、遅めに店が開くというのはちょとだけイメージダウン。
店の外見はどう見てもラーメン屋に見えない。
看板からTSUT△Y△があるのかと思ったほどだ。
でも良く見てみると道路から中のテーブルが見えている
さっそく中に入ってみる。


まだお客さんがいない状態だけどこんな感じ。
若い店主さんがラーメン屋のイメージを意欲的に変えようとしているに違いない。
まるでコーヒーが出てきそうな店内だ。
松井秀哉氏の直筆と思われる書画はなくなっているようだ。

メニューはこうなっている


一番上に書いてあるのが「とんこつしぼり」!これにもびっくり
醤油ラーメンと塩ラーメンの店がとんこつラーメンの店に変わったようなイメージさえ受ける。


このように各テーブルにはとんこつラーメンの薬味が予め置かれている

だから「とんこつしぼり」を食べようかとずいぶん迷ったが、
なんせあっさりしたものが食べたかったので今回は「あっさり塩ラーメン」を注文することにした。


あっさり塩ラーメン

以前の店の時の塩ラーメンと比べてみると少しスープの色の透明感が増している。

スープを飲んでみる。
ウン旨い。
麺も以前と同じストレートの細麺でスープと合っていてうまい。
チャーシューはちょっと小さいけど2枚でしっかりとした硬さだ。
「あっさり塩ラーメン」の印象は以前と変わらずやっぱり美味しいラーメンだと思った。
餃子もなかなかおいしい。
帰り際に店主の方に、なぜとんこつに変わったのですか?と聞いてみた。
すると「いいものが出来たので出してみようと思った」のだそうだ。
一回「とんこつしぼり」も食べに行かなきゃいけないな。
ただ、この店僕としては塩ラーメンが美味しいというイメージだったので、メニューの一番上がとんこつというのにはすこし違和感を感じる。
まぁ食べてみなきゃわかんないけどね。

それと何より今回のこのお店の特徴的なことは内装と外装だ。
なんかずいぶんチャレンジをされたという気がする。
洋風な建物と洋風な内装。オープンな間取。広い窓。明るい店内。しゃれた雰囲気。
逆にいうと、ラーメンを売っているとは思えない外装。オープンすぎる内装。無機的な店内。
外を歩く人や車の中から麺をすすっているところが見えるというのはどうなんだろう。
東京でもこういったラーメン屋が流行っているのをあまり見たことがない。
歌舞伎町に新しく出来た神座(かむくら)がそんな雰囲気だが、はたしてどうなっているのか。
内装などについての僕の意見としては以前”飲食店の内装色考”で書いてるのだが、こういったパターンはリスクが高い気がして心配だ。
福山でこういったお店が受け入れられていくのかどうか、このお店の今後がとても興味深い。
 

再訪

 前から気になっていた「とんこつしぼり」を食べに匠に再訪。
 訪れた時間が日曜日のお昼時とあって、さすがに駐車場は満車だ。
当日近所の他のラーメン屋も結構込んでいたので単純に特別流行っているともいえないが、人気が無いということは少なくとも無いので一安心。
 早速「とんこつしぼり」を注文する。



これが「とんこつしぼり」
見た目では通常のとんこつよりももっと色が白っぽくて透明感がほとんどなく、まるで牛乳が入っているかのよう。
麺はやはり細麺で博多ラーメンと同じ雰囲気。
スープを一口飲んでみる。ズズズ・・・
見た目どおり濃厚でなかなかうまい。
麺も及第点。
せっかくだから薬味のニンニクを少し追加したら、さらに美味しくなった。
ただ、このスープ結構くせがある。
粘度が通常のとんこつに比べ少し高いのはいいとしても、どうも何かが分離している感じだ。
飲んでいくとそれが少し気になり、だんだんとしつこくなってくる。

高菜もあとから入れてみたが傾向は変わらない。
一応スープは飲干して完食したが、僕の好みの味とは少し違うようだ。



こっちは辛口ラーメン。
結構汗をかくラーメンで、唐辛子がよく効いている。
これを食べた当人の評価としては、この店の中では一番好きだそうだ。
ただ、これを食べるのならほんてんの「ほんてんらーめん」か味仙の「台湾ラーメン」を食べに行くとのこと。

やっぱりこのお店の中では「あっさり塩ラーメン」が群を抜いて美味しいと僕は思う。

2005.8

最近「匠」が凄く込んでいる。
ある人から話を聞いたが、ラーメン屋は女性一人では入りにくいから、女性だけでも入りやすいようなラーメン屋が有ればいいという話だった。
また、店の今後を占う意味として、女性の占有率というのがある。女性が多い店は流行ると言うのだ。
そういう意味で考えてみると、「匠」の店の作り方は女性でも入りやすいお店ということが出来るんじゃないだろうか。
この独特な内装はもしかすると時代を捉えたタイムリーなものと言うことが出来るのかもしれない。

ということで、これからは昔風のラーメン屋は流行らず、こういったコーヒーショップ感覚のデザインのラーメン屋が増えていく可能性が高いと最近感じている。

2012.5

匠でつけ麺が食べられるというので行ってきた。
期間限定・数量限定で790円
とんこつでも塩でもなく「濃厚魚介とんこつ」となっていて、麺も極太麺であり、まったく新しい試みとなっている。
この店からすれば新しいメニューのテストといったとこだろう。
ここのところ、福山でもつけ麺は徐々に流行してきており、自分にとってのマイブームでもある。
さてお味のほうはそのまま流行の魚介とんこつを真似た様な味でなかなか美味しい。ただ洗練度からすれば麺もスープも志堂や満麺亭のほうが上かなと思った

 



2012.10



今回は黒とんこつしぼり。
デフォのとんこつしぼりに100円アップで人気の黒マー油がトッピングされている。


うん!これは旨いね
やっぱりとんこつにはニンニク、特に黒マー油が似合います

自分にとっては塩ラーメンと双璧になるかも


 
営業時間  平日 11:30〜24:00
        休日 11:30〜22:30
定休日    月曜日
 


    

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