ラーメン現地調査 (2004.10)

 (旧店)                                場所:福山市東深津町1-9-40


巷でおいしいと噂の「匠」に行ってきた
場所は東深津のトンネルを東に抜けたところの交差点を少し南に行った道路沿い西側にある。
中に入ってみる。
店はそれほど広いわけでもなく、カウンターとテーブル3つ。
どうも茶髪のお兄ちゃんが店主らしい。
えらいヤンキーに見えるがいったいどんな味がするものか・・・
店にはあと愛想の良い女性が一人。夫婦でやってるのなら長続きするだろう。

店でまず目に付くのが松井秀哉氏の直筆と思われる書画。
店の前にも中の壁にもいたるところにおいてある。
ここの店主、松井秀哉さんと親交があるのかもしれない。
なお、松井秀哉さんは岡山県生まれで福山で活躍中のアーティストで、サントーク内に「ひで工房 遊庵」というのを構えておられる。
なかなかストレートに心を打ついいものが多い。
店頭の書も見ると一度は入って食べてみたくなるものだと思う。
http://www.geocities.co.jp/Bookend-Kenji/6363/hide.htm



メニューはこのようになっていて、ラーメンの品種はずいぶん豊富だ。
どうも煮玉子は無いらしい。
定番であろう「醤油ラーメン」と「あっさり塩ラーメン」をたのむと
タバコを一本吸うまもなくラーメンが出された。
このスピードがいい。
酒を飲んで仕上げにラーメンという場合、5分以上待たされるのは苦痛になる。
まず評判の「あっさり塩ラーメン」を食べてみた


見た目には塩ラーメンに海苔は必須アイテムとは思うのだが、僕はあまり好きじゃない。
すぐシナシナになってしまい海苔がうまくなくなっちまう。
だいたい僕は変わった取り合わせは許せない性分。サラダにフルーツ。抹茶にアイスなんてもってのほか
素材のうまさがどこかに行っちまう。
美味しい海苔は美味しい海苔だけパリッとしたままで食べたいもんだ。
ラーメンスープの味付き海苔なんて許せん!

話が脱線しちまった
スープをすする
ん!なかなか美味!
ほんとうにあっさり味のスープでおいしい。だしがうまく出ているといった感じであまり癖が無い。
麺はストレートな細麺でこれまたうまくスープとあっている。
硬さもちょうど良い。
メンマやチャーシューは及第点だ。

このラーメン、あっさりしているのでとても食が進む。
スープも本当に全部飲み干したくなる美味しいもので、ご他聞にもれず僕も全部飲み干した。
ただし、食べ終わったところでもなにかひとつ物足りない気もする。
この「あっさり塩ラーメン」は酒を飲んだあとに食べるもんだとするとおそらく最上級の旨さだ。
ただこれだけを食べに来るのだとするとあっさりしすぎている気もする。
名前が「あっさり」なんだから当たり前といえば当たり前か。
途中醤油ラーメンを連れからもらった


スープを少し飲んでみる
ゲゲ・・・コショーの味がするじゃあないか
 「コショー入れたか?」
 「わりぃ入れた」
 「・・・」
僕はよほどまずいラーメンじゃない限りコショーは基本的に入れない主義だ
正確には評価はできないけど、スープの味はなかなかだ。
連れの評価と一致したのは
十八番(三吉町)のラーメンに味が似ているということだ
これも旨いラーメンのひとつだというのは違いない。
十八番のラーメンが好きだという人は是非行って食べてみたらどうかと思う。
若い人がラーメン屋を本気でやっているのをみると本当にがんばってほしくなる。
二人だけでやっていくというのは大変だろうが、出来るだけ土地に根付いた評判店になってほしいものだ。
是非また行ってみたいとおもう。
 
営業時間  平日 11:30〜15:30、18:00〜22:30
        休日 11:30〜22:00
定休日    水曜日


    

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