イタメシ屋現地調査 (2004.12)

リストランテ真田                        場所:広島県福山市延広町2-11

 

久松通りのランチ激戦区。「リストランテ真田」にランチを食べに行ってきた。
キーポイントの斜め向かいあたりで、久松通りを歩いていると船の舵輪があるので場所はすぐわかると思うのだが、店の名前が書いてないので意外に名前を知らない人も多いかもしれない。
ウインドウにはワインなどが置かれていて何屋さんかもわかりにくいが良く見ればイタリアの国旗。イタメシ屋さんというのも旗に気がつけばわかる仕組みになっている。

中を覗いてみると意外に広い店内。平日のお昼時だが既に多くの人がいてテーブルは満席に近い状態だった。



メニューはこうなっていた。
パスタのセットがメインで1400円〜1600円。
コース料理はこのパスタセットに肉および魚の料理が追加されて2400円〜4500円となっている。

さて、パスタセットを注文してみる。
僕はトマトソースが基本と思っているので「甘く炒めた玉ねぎとベーコンのピリ辛トマトソースパスタのセット」
連れは「ゴルゴンゾーラチーズと季節の野菜のクリームパスタのセット」を注文。

店を料理を待つ間店の中を見回してみると、ずいぶん活気を感じるお店だ。
厨房の中に男性が4人、ウエイトレスの女性が一人、いずれも若い人ばかりで忙しそうに動き回っている。
聞いたところでは、ここのシェフはもともとフランス料理をやっていて途中でイタリア料理に転向されたらしいが、そのシェフもなかなかお若い方に見受けられる。

前菜の5品。
ほんのちょっぴりずつで可愛らしい。キッシュや鴨肉のローストなど。
味は薄味で上品。素材の味を生かしているともいえるけど量が少ないのとあいまってあまり印象に残らなかった。
グリーンサラダ
「甘く炒めた玉ねぎとベーコンのピリ辛トマトソースパスタ」
パスタは少し太めで少し芯があったが、なかなか美味しい。
ソースは少し濃い目の味で僕としては好きな味だ。
前菜が薄味だったこともあってとてもインパクトが強かった。
店が混むのもわかる気がする。
ただし連れは油が強すぎるという感想。
こちらは連れの注文した「ゴルゴンゾーラチーズと季節の野菜のクリームパスタ」
ソースがとても美味しいと絶賛。
ただし、パスタが茹で過ぎでやや柔らかいとのこと。
確認してみたが確かにこちらは柔らかめだった。
デザートとコーヒー。
チョコレートケーキとパンナコッタ・シャーベットだが、いずれもそれほど甘くなくてなかなか美味しかった。

ここのパスタ、福山で僕が食べたパスタの中では5本の指に入るくらいの美味しいパスタかもしれない。
惜しむらくは茹で加減が安定していなかったことだ。
麺の太さの問題もあるのかもしれないが、どんなに忙しくてもパスタはいつも程よいアルデンテで出して欲しいと思う。

また、1500円という値段はランチとしては少し高めの設定だが、実際に出てくるものを考えると決して高くなくてリーズナブルだ。
ナタリーミュージアムが同程度の価格で人気だし、現実的にこの店もこの価格で毎日昼時にほぼ満席になるのであれば店としては売り上げが多いほうがいいだろうから納得せざるを得ない。
ただ、貧乏人の僕としては前菜とケーキが無くて1000円位の設定のセットがあったらもっと来易いのにとどうしても思ってしまう。

福山駅前付近のサラリーのレベルが高いのかもしれないなぁ・・・
 

2005.8.15再訪

お盆の花火の日の夜、「リストランテ真田」を訪れてみた。
お昼どきのような混雑はなく、ゆったり食べることが出来た。
メニュー  デザート
人気があるメニューを店の人に聞きながらオーダーしたが
お店の人は従業員の人を含めとても感じが良く、うるさい注文にも笑顔で対応してくれる。
こういったお店では重要なPOINT。なかなか高得点だ。

前菜の盛り合わせ 1950円
(二人分)
よく見れば、お昼のランチについてる前菜と同じものが多いのだが、今回は味わって食べれた。
どれも上品で鴨肉のスモーク、ツブ貝のガーリックバターソテーはとくに美味しく感じられた。
トマトとマスカルポーネチーズのスパゲティーバジル風味 1000円
(1/2人分)
迷惑になってはと、フラッシュを使用しなかったので、やや手振れ(泣)

スパゲティーは前菜とは対照的にいずれもこってり気味で美味しい。
茹で加減もgood
ただし一緒に行った連れは苦手だった様子。
オリーブ牛ヒレ肉の網焼きステーキ
1900円

これもとても美味しかった。
オススメです。
デザート盛り合わせ 950円

メニューから3品をチョイスする。
今回はティラミス・パンナコッタ・焼きガトーショコラ
パンナコッタはちょっと甘すぎたけど、ほかはgood
食後のブラックコーヒーに良く合います。コーヒーも本格的。

コーヒーを含め二人で7000円弱のディナー。
コストパフォーマンスとしてはまずまずだろう。
ミロワールほどではないものの、帰り際の挨拶もとても感じがよくて、また来たいと思わせる。
(じつは探索ルックの汚い格好でいったのだが・・・)

僕がこのお店にひとつだけ注文をつけるとすると、椅子・テーブルが一杯で狭く(安く)感じること。
このお店、もしも夜さほど混雑しないのならだが、せっかくならもう少しゆったりした空間で贅沢に食べてみたいものだと思った。

営業時間   未調査 (忘れてました)
定休日     未調査


    

 

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