布引の滝

先週珍しく神戸への出張が入った。
アポは午後からだったので新幹線でゆっくり行く予定にしていたのだが、
当日の朝急に思いついた。
「布引の滝はたしか新神戸駅からすぐ歩いていけるはず。
日本の滝百選だし近くてもまだ行ったことがないところだし・・・・。
ちょっと早く出て滝に行ってやれ!」
というわけで予定より1時間早いレールスターに飛び乗り一路新神戸へ
しかし、急に思いついて会社から飛び出したために何の準備もしていない。
準備できたのはデジカメのみ。
新神戸の駅についてさて困った。案内板がない。
タクシー乗り場にでてきょろきょろ見回すがわからない。
こういうときは聞くに限る。タクシーの運転手さんに問い合わせてみよう。
  「あの、布引の滝へはどういけばいいですか?」
  「車でですか?」
  「いえ、歩いていこうかと・・・」
  「でしたらここを登って左に折れると住宅街に入りますから、そこでまた聞いてください」
  と東の方向を指す
というわけで僕は東の方向に歩き線路を越え山のほうにある住宅街に入っていった。

しかし、これが大きな失敗!いくら歩いても滝らしいものはないばかりか、
だらだら続きの上り坂の車道は結構きつい。
背広を着て住宅街を歩くなんて飛び込みのセールスマンみたいだな・・・それにしても暑い!
しばらく行くと道路わきに住宅地図がありそこに雄滝と書いてあった。
なるほどここを登っていけばいいのか・・・・
またしばらく歩くと徳光院の山門が・・・



まだ紅葉は始まっていないようだ。
さらに道は登り女子高の脇を歩いていく。
「背広でこんなところを歩くやつなんていないだろうな・・・」などとおもいつつこらえて登る
わき道があった。かわいい男子学生がいたので聞いてみる。
  「布引の滝はどっちにいけばいいんだろうか?」
  「え、歩いてですか?でしたらこの道を登って、
   突き当たったら左に降りて行って右手のほうにあります」
  「新神戸駅はどっちの方角かな?」
  「そのまま進んでいくといけますよ」
  「ありがとう」

彼が指差した遊歩道を進んでいく、こりゃやっぱし道を間違えたんだと思った。
息を切らせながらやっとのことで登りきり、今度は下り。
やがて右手から水の音が聞こえてくる。
ここまで約30分。よく休まず登り続けた気がする。
しかしこのままではアポまでの時間があまりない。
この道は滝の上から降りてくる道だ。僕は道を間違えたことを確信した。
疲れがどっと出てくる。

 雄滝

少し歩くと布引の滝(雄滝)の全容が右手に見えてきた。
思っていたよりはずっとスケールが大きい。高さ43m。滝壺も立派にある。
街に近いということもあり実はあまり期待をしていなかったのだが、
なるほど日本の滝百選に選ばれるだけのことはあると感じた。

布引の滝 雄滝

水量はほどほどだが、岩の濡れ方を見ると普段はもっと滝の幅が広いのだろうから
もっと見ごたえがあるのかもしれない。
煙草を一服だけ。あまりゆっくりする時間はない。



新神戸駅に向かって坂を下る。
途中、夫婦滝・鼓滝・雌滝 と続く

 夫婦滝


                             鼓滝(ちょっと見づらい)

5分ほどで雌滝に到着。
途中の道は渓流沿いの遊歩道で、とても清々しい。

 雌滝



雌滝で最後に少しの休息。

新神戸の駅に戻るために歩き始める
するとどうだ、ものの5分で新神戸駅に着いてしまった。
どれだけ遠回りしたものかわからないよ(T.T)
おまけに新神戸の駅の1Fには布引の滝の矢印がちゃんとある。
どうも改札を出てそのままタクシー乗り場のほうに行ったのがいけなかったようだ。
素直に下まで降りておけばすぐに看板が目に入ったはずなのに・・・・

でもまあ、思ったより良かったからいいか。
仕事には間に合ったし、結果オーライというやつかな (^_^)
これで日本の滝百選37滝目だぜ。

    

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