蕎麦屋現地調査 (2005.8)

手打ち蕎麦 もみじ庵                      場所:福山市沼隈町上山南黒瀬70

 

 沼隈、神勝寺温泉に車を停めて池沿いの小路を歩いて少し。もみじ庵はそこにひっそりたたずんでいた。
名前のごとくもみじの木に覆われた美しいロケーション。紅葉の時期であれば蕎麦がなくとも来てみたくなるところだろう。
行き方は、水呑町の洗谷から「みろくの里」方面に行き、天神山下の信号を過ぎてすぐ右折する道があるのでそれを進めば神勝寺温泉に行くことができる。(リンクの地図を参照)

店への小路 庭から水車も見える

店に入ってみると、土曜日のお昼時にもかかわらず誰もお客はいなかった。
まだあまり人気は無いようだ。
外を眺めてみると、庭に小川が流れていて水車があり席も設けてある。
景色も独り占めのなんともいえない贅沢な気分だ。

店の中では蕎麦打ちを見ることが出来、この日は勉強にこられている方を職人さんが指導していてちょうど延しの作業が行われているところだった。
蕎麦打ちが見れるお店というのはそれだけで信用できる。現在は個人で蕎麦を打つ人も多く、仕事に自信がないと見せられないからだ。

店内 延しの作業中
注文したのはいつものざる蕎麦(せいろ蕎麦)だ。
蕎麦の太さは平均サイズ、色も平均的な少し茶色がかったもので、二八そばだと思われる。
三たてを実施しているとのことで、当日挽いた蕎麦粉を当日打つので香りもよい。
引っ張ってみると神田まつやほどではないものの、ある程度のテンションにも耐えられる。
のど越しも良く腰もほど良いなかなかバランスの取れた蕎麦だと思う。
信州の蕎麦の実を使用しているそうだ。
つゆは鰹のダシが良く効いていて辛めで僕好み。
申し訳ないけどメニューの写真を撮るのを忘れたので価格があいまいだが、確か650円程度だったからこの蕎麦はなかなかの高得点。
福山市内では相当いけるほうだ。

絶好のロケーションという上に蕎麦もうまい。また行ってみたくなる店を発見して嬉しくなった。

2005.8.13  再訪
前回味をしめ、また、メニューの写真を撮り忘れていたので、もみじ庵に再訪した
お盆のお昼時ということだが、店のお客は少なく我々の他には一組のみ
まだあまり知られていないのかもしれない。
店内では前回と同じく修行をされている方がガラスの向こうで蕎麦打ちを行っておられた。
考えてみると隣は神勝寺温泉だし、そちらに蕎麦を供給することで経営が成り立っているのかもしれない。
というか、常石造船の資本の可能性が高いから、当然そうなのだろう。

今回もざる蕎麦を注文したが、蕎麦自体は前回よりもやや細く、それによってかコシが弱いものになっていた。
これはバラツキなのか、もしかして修行されている方の人の作品か(^^;;

メニューはこうなっていて、ざる蕎麦はやはり650円


今回は抹茶セット(650円)を注文。わらび餅と抹茶のセットとなっている

このわらび餅もなかなか美味しかった。
本物のもみじの葉が入っているのがなんともいえない。
庭の茶席で水車を見ながらいただいたらもっと美味しいだろうと思った。


営業時間   不明
定休日     不明
TEL      084-988-0873


    

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