霧島の滝へ  
 ・ 犬飼の滝
 ・ 轟木の滝
 ・ 花房の滝
 ・ 丸尾の滝
 ・ 御手洗滝
 ・ 霧島神宮
 ・ 高千穂河原
 ・ 千里ヶ滝
 ・ 桐原の滝
 ・ 垂水温泉

 ・ 坂本醸造

2010年9月、屋久島からの帰り、霧島の滝へ寄りみちしてきた。






犬飼の滝

犬飼の滝は霧島の滝の中でも観光滝で、落差36mの直瀑。
通常は一条の直瀑なのだが、この日は水量が多く幅広の滝姿を見せてくれた。
坂本龍馬が新婚旅行で立ち寄ったことでも有名で、龍馬は姉の乙女への手紙に
「此所は、もう大隈の国にて和気清麻呂が庵結びし所。陰見の滝其の布は十間も落ちて、中程には少しでもさわりなし。実、この世の外かと思われ候ほどのめずらしき所なり。此処に十日計も止りあそび、谷川の流にて魚をつり、短筒をもちて鳥をうちなど、まことにおもしろかりし。」と残している。


そのほかにも、和気清麻呂の他歌人の若山牧水・与謝野鉄幹・斉藤茂吉などの歌も残っていて、古くからの観光滝ということが出来、新鹿児島百景の第一位にも選ばれているとのこと。
またこの滝は、2007年に著名人の自殺者が出たことでも有名になった。
近くに和気清麻呂が入った「和気の湯」という日本で3本の指に入ろうかという古さの露天風呂があるという話だったが、今回立ち寄れなかったのが心残りだ。
展望台からは見下ろすことになるが、300mほど降りていくと滝つぼのそばまで行ける。
水量が少ないときは裏見も可能。







轟木の滝

この滝、実は道がわからずにちゃんとたどり着けなかった。
林の向こうに滝身が見えてはいるものの、降りる道が見つからない
マムシ注意の看板もあって次を急ぐことにした。
 






花房の滝 

南から霧島温泉丸尾の中心部を通り抜け県道1号線を進むと右に霧島いわさきホテルが見える。
このあたりを左折して道なりに進むと花房の滝の案内板が見えるので、そこから徒歩15分くらい。
対岸から見ることが出来るが、滝下まで行くのは容易ではない。
直瀑で落差は21m。


このあたりから小雨が降り始めた。
どうやら台風を屋久島から連れて来たようだ。






丸尾の滝

この滝だけは2度目。道路脇にあるお手軽滝。
岩が赤いのは温泉が落ちてきているからだとか・・・・
小雨の中、簡単に数枚撮って霧島神宮へ向った。







御手洗滝

御手洗の滝は霧島神宮の西側のすぐ脇、そうめん流しが目印。
しかし現地に行ってみると、思い切りそうめん流しの円形テーブルの脇でしか写真が撮れない。
雨が降っていてお客が誰もいないのは良いが、ただ写真だけを撮るのは店の人にちょっと申し訳なかった。
滝の落差は4m。幅広で苔がきれいな滝だ。







霧島神宮

天孫降臨の地、高千穂峰に降りてきたニニギノミコトを祀ったお宮で、もともとは御鉢と高千穂峰の間にあったとされる。それがたびたびの噴火で950年一旦高千穂河原に移動、さらにその後の噴火で1234年現在の地に移動、1715年に再建され現在に至る。
国の重要文化財に指定されており、いたるところに菊の御紋がある。

雨は降ったり止んだり・・・・でもおみくじは吉!






高千穂河原

その足で旧霧島神宮跡である高千穂河原に向った。
この地では現在も祭祀がとりおこなわれている。
標高が980mと高いせいかすこし肌寒さを感じる上に、雨が強くなってきた。
霧によって視界が悪い。


本来はこの鳥居の後ろに御釜が見え、その背後には高千穂峰があるはず。
天之逆鉾の突き刺さっている高千穂峰頂上までここから2.3kmだ。






千里ヶ滝

高千穂河原から韓国岳方面に向かい、湯之野温泉を左折して少し霧島神宮の方に戻ったところにある。
案内板に沿って狭い道を進むと駐車場があって、そこから急坂を500mほど歩いて下ることになる。
千里ヶ滝は三段落差75m。一番上の滝が本滝ともいえるもので落差が50mある。
このときは雨がだんだん強くなり、霧が滝にかかってなかなか本来の姿を見せてもらえなかったが、それなりに荘厳な雰囲気を味わうことが出来た。
500円カッパにカメラはレインコートというスタイルで三脚を崖の上にセットして時を待ったが、思うようには撮れなかった。

 上段 落差50m
中段 落差20m 下段 落差5m






桐原の滝

曽於市の大川原峡にある滝。
大川原峡キャンプ場に隣接して公園があって、本来は憩いの場であるべき場所なのだが、公園には立入禁止のロープ、橋は落ちかけ、柵は倒れ、まったく廃墟のような状態になっていた。
滝は幅25m、落差12mで、なかなかいい滝なんだけどね。







垂水温泉

この日は桜島のすぐ南にある垂水温泉「ホテルアザレア」に宿泊
 

ここの温泉はなんといっても美肌温泉が売り。
Ph9.8というアルカリ泉でお湯はとてもまろやかでヌルッとする感じ。
石鹸の泡立ちも非常に良くて、温泉から出た後の肌のツルツル度は日本三大美人の湯にも引けを取らないと思った。
日帰り入浴も出来るようになっている。

食事は捕れたてというのが大きいのか、カンパチがとても美味しかった。

夕食
カンパチのカマ カンパチのシャブシャブ
朝食

一泊2食付きで8000円〜 とってもリーズナブル^^






坂本醸造

鹿児島県霧島市福山町は黒酢の聖地
本家ともいえる坂本醸造に立ち寄った。ここは江戸時代からの創業だそうだ。
写真はHACCPの関係で柵の中に入れないので外からのみ
この瓶は全て「くろず」が作られている瓶だ。



    
 

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