ラーメン現地調査 (2004.7)

一貫楼                      場所:広島県福山市西新涯町一丁目3


キッチンアンリでのランチデートが急にキャンセルになり、西新涯町に新しく出来た「一貫楼」に行くことにした。
この店はもともと府中にあった有名店が引っ越してきたものだ。
僕の仲間の府中出身の一人が「一貫楼」のファンだと言っていた事から一度は行かないといけないと考えていたのだ。
都合よく福山市内に引っ越してきて、先週の土曜日に開店したばかり。
昨日店の前を通ったときは夜9時にもかかわらず駐車場はいっぱい。
お昼時を避け早めに店に出向くこととした。

場所は西新涯町の丸富の向かい。僕のおすすめの博多ラーメン「博多げんこつ」とは100mと離れていない目と鼻の先にある。
店の大きさもほぼ同じ程度だからどちらが流行るのかが勝負だ。

まず目を引くのは看板が緑色だということ。これは珍しい。
通常飲食店で緑色を使うことはあまりないことだ。
「博多げんこつ」の外装のピンク色と同様異色で、本当なら美味しそうには感じられないのだが、どんなもんだろう。
メニューはこうなっている。
レディースメニュー・学割があるのが目を引くのと、セットもの定食ものが多いのが特徴だ。
まるでラーメン屋というよりは定食専用中華料理屋のイメージを持った。
店の看板は醤油ラーメンと聞いていたので、「半チャンしょうゆラーメン」550円を注文した。
店に入ったときは昼飯時をずらしたせいで僕の前に注文は無かったはずなのだが、ラーメンが出てくるまで10分くらい待たされた。
すこし長い気がする。「博多げんこつ」は3分くらいでラーメンが出てくるのでこの差は少し気になる。

このラーメン。見た目はオーソドックスな尾道系醤油ラーメンだ。
スープをすすってみる。
「普通の尾道ラーメンじゃなぁ・・・」ラードはいっぱい浮いているがあまり特徴がない。
不味いというわけでもなく美味しいというほどでもない。
ただ朱華園系のように少し醤油辛いのが気にかかる。
麺はクラタ食品の麺でこちらもオーソドックス。
チャーシューも薄くて噛み応えのあるもの、メンマも薄くて味はスープのせいかやや辛い
スープは醤油辛いのが気になって最後まで飲まなかった。食べた後もその香りがずっと口に残るのも気になる。
残念ながらラーメン自体は結局及第点レベルのどこにでもあるラーメンというイメージしか受けなかった。
これが半チャーハン。
写真で見ると量が少なそうだが、実は普通のチャーハンと同じくらいの量がある。
味はこれも普通の味。取り立てるほどのものではない。
ご飯がかたまってて、明らかに熱いご飯から作ったチャーハンだ。
チャーハンは冷えたご飯から作らないとね。
結局僕のイメージとしては一般的な中華料理屋の味だ。
ラーメンでの比較を「博多げんこつ」とするのなら、僕だったら間違いなく「博多げんこつ」のほうに行く。
また尾道ラーメンを食べるなら近くでは「竜ちゃん」のほうに行くだろう。
ただ、ここのお店の特色はラーメンではなく定食だと考えるとすこし評価は変わるかもしれない。
ラーメンチャーハンをたのんで550円というのはいかにも安くてありがたい。
ほかのどのメニューも同様にコストパフォーマンスが非常に高いといえそうだ。
正直お金の無いときに腹が減ったら学生などはここに行って食べようかと思うのではないか。
100mの距離をおいての「一貫楼」と「博多げんこつ」
僕が店を出るときにはどちらの駐車場もほぼ満車の状態だった。
どちらに軍配が上がるかは神のみぞ知るか
 

再訪(2004.12)

味が変わったと聞いて再訪した。

醤油ラーメン

醤油ラーメン(430円)は醤油辛さが抑えられやや甘く、また油の量が多くなった。
以前に比べると確かにずいぶん美味しくなった気がするものの、コクはもう少しという感じ。
逆にしつこくないのでスープを飲干すのには全く抵抗が無い。
尚今回気がついたが、半チャン醤油ラーメン(550円)に出てくるラーメンはこのラーメンと同じではなく、もやしが入っておらずチャーシューも一枚少なくなっている。

また、この店相変わらずの人気で、昼飯時に行くといつも車が停められない。
外から見ると近くににある「博多げんこつ」よりも客が多いように見受けられ、今のところ一貫楼の勝ちという気がする。
ただしラーメンが出てくるまでの時間が相変わらずかかるので(今回は15分以上待たされた)、現実的にはお客の回転はさほど良くないかもしれない。
 
営業時間  11:30〜14:00、17:00〜23:00
定休日    月曜日


    
 
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