"御来光の滝"への道 2007

2006年秋、四国の百選滝めぐりを行った。
そのとき行けなかった滝は一つだけ。轟九十九滝。後は全部周った。
御来光の滝は石鎚スカイラインから遠望した。滝下まで行くには3時間近く道なき道を進まなければいけない。それで一応遠望だけで御来光の滝はクリアしたことに・・・
しかし、しかしだ、何kmも離れた滝を遠望しただけでクリアしたことにしてもいいもんだろうか??
ちゃんと見たわけでもないのになんか甘すぎる。どうも悔いが残った。
それにいずれ百選最難関といわれる双門の滝へ行く気があるなら、御来光の滝までの距離や高低差であきらめるようでは問題外なのだ。
轟九十九滝へ行って四国の百選滝を全部クリアする前に、四国最大の滝(落差102m)御来光の滝の滝下へ実際に行ってみたいという気持ちが僕の中で大きくなっていた。

とはいえ、この御来光の滝への道は相当なハードコース。実際今の自分の体力で大丈夫かどうか自信がない。道も良くわからない。そんなときにおいわさんのHPに出会った。
おいわさんは何度も御来光の滝へ行かれていて、HPに詳しくそのルートが記載されていたのだった。

2007年、新緑の季節になったら行ってみよう。そう心に決めて冬が過ぎ、まずは鳥取の大鹿滝で足慣らし。
一眼レフにレンズ2本その他機材に三脚、そしてペットボトルをリュックに背負って進軍。水の中や危険な山の斜面・藪の中も進む。この大鹿滝もこれまでの僕の経験からするとハードなコースで、特に帰りの500mの登りの坂道では息が切れてヘロヘロに。
しかし御来光の滝の最後の登りはこんなもんじゃないはず。300mの標高差を一気に登らなければいけない。

このときの経験で決めたことは、トレッキングシューズにスパッツ、サポーターの装備。杖を持って行き、谷に降りたところでそこに一旦置いておく。帰りに登るときにそれを使用する。出来たら酸素ボンベも持って行く。水はペットボトル2本分は最低持っていくということだった。

またレンズは何を持っていくのか悩んだ。
滝下まで行けるのだからどうしても広角レンズは持って行きたい。
望遠レンズは前回遠望だけの時は300mmを使用したのだが、今回はそんなに長いのは必要ないだろう。軽い200mmにしよう。
というわけで、EFS10-22、EFS17-85IS、sigma55-200の3本体制。三脚はいつもの山用のSPRINT PRO 3WAY。
これならリュックと水の重さをあわせて5kg以内でなんとかなるだろう。



チャンスは4/21(土)にやってきた

5:20、川内町のサンクスで朝食と昼食のパンを買う。
5:30、R11からR494へ入り黒森峠越えのルートを通る。白猪の滝と唐岬の滝の看板が気になるが無視して進む
6:25、石鎚スカイライン入口駐車場に到着。
黒森峠の前後は道が狭く車一台しか通れないので対向車に注意が必要だ。運転に神経を使うが、なんと石鎚スカイライン駐車場までの1時間、1台の車ともすれ違わなかった。
石鎚スカイラインのゲートが開いているのは7:00〜18:00の間のみだから早く着き過ぎたことになる。リュックにカメラなどを詰め替えて出発の支度をしながら7:00を待った。周囲には1台の車も無い。

クリックで地図が表示されます。(七釜の位置はもっと上流のような気がする)

7:00、ゲートが開く
7:20、石鎚スカイラインの御来光の滝展望駐車場到着。
この間道路管理の車1台とすれ違った。初めて動いている車を見た。
早速滝の様子を眺めてみる。おお!白い筋が太い。昨年来たときとは比べようも無いほどだ。
今回 (コンデジでゴメン) 昨年

早速支度を済ませてスタートだ。
ここからは順を追って滝見道を記載することにする

7:32
ガードレールから滝を見る
ここから車道を右側(石鎚側)へ
7:35
最初のカーブミラーのところのガードレールをまたぐ、ここから300mの標高差を降りていく
8:15
堰堤に到着。水が多いようだ。
しばし休憩していたら。釣りのおじさんが降りてきてビックリ。
結局この日、この人一人にしか会わなかった。
堰堤の下側はこんな感じ、水が凄くきれいだ
休憩を終えたら左岸を上流へ進む

(上流側から下流を見て左側の岸を左岸、右側を右岸という)
8:27
対岸にブルーシートのグルグル巻きと赤テープ発見。
右岸に渡らなければいけない。
靴をぬらさないように渡るにはパズルを解くようにどの石の上を歩くか考えなければならなかった。
濡れてる石は滑ると考えないといけない。
結局なんとか濡れることなく石の上をジャンプして右岸に渡ることができた。
8:33
ブルーシート
ここから右岸を高巻く登山路にはいる。
途中で座って小休憩。
9:01
川に出た。
左岸に赤テープ発見、石の上を渡り上流に向け赤テープを探しながら川沿いに進む
9:05
要所には赤ペンキ、青矢印がある
9:08
七釜に到着
そのまま左岸を川沿いに進む
9:11
七釜、感じのいいところだ
9:14
青矢印発見。矢印が曲がっているのは渡れという意味。
9:15
石伝いに右岸に渡る
右岸に赤テープが見え、そこから再び右岸を高巻く山道に入る
9:23
対岸に犬吠の滝が見えた
犬吠の滝は上にも滝が連なっている
9:28
下に魚止の滝らしき滝が見えた
9:37
川に出た、左岸に渡れのマーク
水量が多くここも濡れずに渡るのに苦労した
左岸に渡り川沿いに進む
9:43
曲がった青矢印発見
今度は右岸に渡れということだ。
ここを渡るのも緊張した
9:45
小滝を見ながら3度目の休憩
水がきれいだ
休憩がすんだら今度は右岸正面から山道へ
9:53
また川に出た
ロープがつるされている。高さ2〜3m。
皮手袋のまま降りていたら手が滑って尻餅をついた。皮手袋でロープは持ってはいけないです(^^;

(あとからおいわさんに聞いたところでは、ここは正規の道ではなかったらしいです。知らず知らずに来たけど、結局同じところに出るなら結果オーライということで・・・)

左岸に渡り川沿いに進む
10:10
このあたりからは赤テープや石積み(ケルン)を頼りに進む。
頻繁に川を右岸に渡ったり左岸に渡ったりを繰り返す。山には入らない。
10:23
南沢(石鎚山側からの支流)の前を通り過ぎた
10:25
南沢から50mほど上流に右岸を高巻く道の入口があるので注意
10:36
木立の間から御来光の滝が見えた
10:40
こういうところを渡っていく。わかり難いが、右下は谷底。緊張が走った。

小さな沢の濡れた岩をトラバースする危険箇所が他にも1箇所ある。注意が必要だ。
(水量が少ないときは枯れ沢になっているかもしれないが)
10:57
右岸の巻道より
かなり良く見える
11:11
滝下に到着。
靴をぬらさずになんとか来ることができた

ここまで来ると滝の上部は見えなくなる
水飛沫が凄くて近寄れない

結局、3時間半もかかってしまった。
川を渡るのに時間がかかったのか休憩3回が多かったか。おいわさんが2時間そこそこで行かれるということだから、相当遅い。
道は右岸を高巻くこと計4回。テープ・ペンキ・石積み(ケルン)を頼りに進めば間違えずに進める。
左岸の道は川から離れることは無く、いつも川沿いに歩くと覚えて良さそうだ。



御来光の滝

御来光の滝は東南向き、これだけの水飛沫で日が差せば必ず虹が見えるはずなのだが、あいにくの曇りで残念ながら虹を見ることは出来なかった。
それにしてもこの水飛沫と見事な柱状節理は恕迫力で迫ってくる。
左岸に渡ろうと試みたが、岩を渡るには水飛沫の中で濡れた岩を飛び越す必要がありそれも断念した。
晴れた日にまた来てみたいものだ。
写真はそれもあってどうもいまひとつ。いろいろ動いてみる気力も衰えていたかもしれない



昼食をとり、12:30 帰途につく

13:08
南沢

巻道の危険地帯をクリアし、ここでしばしの休息
13:42
こんなデカイきのこが
こんなキノコも
クリックで拡大 13:55
犬吠の滝を見下ろす。

ここから50mほど進んだところに苔の生えた岩がごろごろしているところがある。ここを20mほど強引に下ると左岸に渡れそうなところがある。

川を目の前にして渡れるかどうか考えたが、ジャンプするにしては距離が遠く川に入るにも水に足を取られそうなので結局止めた。こんなときに1目レフは重過ぎる。
クリックで拡大 14:20 
七釜

景色に見とれて休憩
14:37
15:01 
ブルーシートのところに出た
15:02 
水がめちゃきれい
15:25 
スカイラインへの登口についた

さて問題の登りが待っている、
ゲートが閉まるのは18:00、まだ充分余裕がある。しっかり休憩をとる。

15:45 登り始める
16:35 
ガードレールに到着

途中2回座り込んで休憩した
50分もかかった。
せっかく酸素を持ってきたのに使うことすら忘れてしまっていた(-_-;)

16:40
駐車場で荷物の整理をして身軽にし、もう一度御来光の滝を遠望する。
よく歩いたなぁ・・・・
達成感が自分を満たした。

さて、古岩屋温泉に行って温泉に入り、しっかり足を揉んでから帰ろう



    
 

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