ラーメン現地調査 (2004.6)

玄人(げんと)                    場所:広島県福山市伏見町1−17

福山駅前の交番のすぐ近く。
以前から気になっていた「玄人」に出張帰りによってみた。
なんといっても駅からのアクセスがよく、タクシーに乗る前に一杯のラーメンというのもなかなかいい。
ここは基本的に豚骨ラーメンの店だ。



メニューはこのようになっている。
マスターに「この店での一番人気のラーメンはなんですか?」とお聞きしたところ
とんこつラーメンとのことだ。
また店の名前の「玄人ラーメン」というのも気になったので聞いたところネギとニンニクの香油(マー油という)が特別に入れてあるとのことなので、迷わずこちらの「玄人ラーメン」を注文することにする。
僕は前にも触れたが博多ラーメンには必ずニンニクを少量入れないと気がすまないのでちょうど良かった。

少しして玄人ラーメンが出てきた。タバコ一本を吸い終わる程度だから待ち時間としては適当だ。
 玄人ラーメン
辛子高菜と紅生姜
さっそくスープを一口飲んでみる。
ん!結構美味い!
塩加減も僕好み。ニンニクも程良く効いている。
少なくとも「とんとん」よりは好きなスープだ。
とんこつの匂いもあまり感じないことからも万人向けにしてあるようだ。
ネギやキクラゲ・もやしに埋まっている麺を食べてみる。
食べてみるとこの麺もなかなか美味しい。
チャーシューは薄くきってあるが3枚あってまずまず及第点の味。もやしも旨い。
どれもバランスが取れていて僕的に充分合格点をあげられる美味しいラーメンだと感じた。
高菜を入れた後のスープが特にコクが出て美味しいのがいい。
出張帰りには寄りたくなるラーメン屋だ。駅前じゃ「一丁」と双璧かな・・・
ただあまりインパクトは残らない気もする。

食べながらマスターと少しばかり話をした。
このお店のラーメンは博多からではなく熊本ラーメンから来ているらしいのだ。
せっかくだから博多ラーメンと熊本ラーメンの違いに触れてみると

内容 博多ラーメン 熊本ラーメン
スープ 豚骨100%スープ(白濁) 豚骨+鶏がらスープ(白濁)
ストレート細麺 ストレート中太麺
チャーシュー・辛子高菜・紅生姜・博多万能ネギ チャーシュー・辛子高菜・木耳・一文字ネギ
麺の量 少なめで替え玉をする 普通の量で替え玉の習慣は無い(大盛で対応)
ニンニク 生のすりおろしを使用 火を通す(脂で揚げる、煎る、香油にするなど)

こういった違いがある。
これを見ても玄人のラーメンは「熊本ラーメン」のものに近い。
鶏ガラを使用している・替え玉が無い・木耳が入っている・ニンニク香油が入っている(玄人ラーメン)ということだ。
熊本ラーメンはその個性から東京などでも博多ラーメンとは異なり独自のステイタスを築きつつあるが、この玄人というお店は熊本ということをことさら強調していない。
実際、僕には食べてそれほど熊本ラーメンという個性はあまり感じられなかった。
というのが熊本ラーメンはその火を通したニンニクによる芳ばしい香りに一番の特徴があって、僕は初めて熊本の水前寺公園の前でラーメンを食べたときのその驚きを今でも忘れられないのだ。
それから僕は熊本ラーメン好きになったのだけど、めったに食べられるわけでもない。
マスターによると、味を生かすためにあえてニンニクは焦げないようにしているとのことだったが、熊本ラーメンだといわれるとなにか芳ばしい香りと焦げたような風味が恋しくなってくるのだ。

僕の希望だけ言うと、今の玄人ラーメンは博多ラーメンのニンニク入りといったイメージでしかないので、出来たらニンニクが焦げたあの芳ばしいインパクトのある熊本ラーメンを食べさせてくれるお店が福山にあったら嬉しいなぁと思うのだ。
また、とんこつでも味の蔵くらい特徴のあるラーメンだったらまた別の意味でこの店も流行るような気がするんだけどなぁ・・・
感想としては、福山にも豚骨ラーメンの店はたくさんあるけど、この「玄人」は僕の味の好みからすると「博多げんこつ」「宝来」の次に好きなとんこつラーメンの店かもしれない。
またちょくちょく行ってみたいと思う。
P.S. 後から気がついたけど、「玄人」というお店はサントークにある「八十吉」とおなじ系列だそうだ。
    どおりでラーメン以外のメニューが「八十吉」とおなじわけだ。
    「八十吉」には久しく行ってないけど、この店の方が落ち着くので今後は入りやすいかもしれない。
営業時間  11:00〜23:45
定休日    ?

 
    

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